研究計画 本研究の具体的な研究実施計画について

国内調査

A-1 国内学生アンケート調査

年度 2017~18年度
対象 大学4年生1,000人程度
方法 Webによるアンケート調査
調査項目
・ インターンシップ等の参加状況(内容、就労時間、収入、専門分野や就職希望業種・職種との関連性など)
・ 就職活動や内定の状況
・ 向上した意識・能力 など

A-2 国内企業調査

A-2-① 国内インタビュー調査
年度2018~19年度
対象国内企業15社程度
方法訪問によるインタビュー
調査項目・ インターンシップ等の具体的内容
・ 当該学生への対応
・ インターンシップ等を活用した採用の今後の拡大可能性やその課題 など
A-2-② 国内アンケート調査
年度 2019年度
対象 国内企業5,000社程度
方法 Webによるアンケート調査
調査項目 ・ 新規学卒者の採用状況・課題
・ インターンシップ等の学生の有無・活用状況
・ インターンシップ等を活用した採用の拡充の可能性・課題など

B 海外調査

B-1 海外インタビュー調査

年度 2018~19年度
対象 学生、企業
方法 訪問によるインタビュー調査
調査項目 ・ 学生:インターンシップ等(及びそれに類似する活動)の実施状況や就職活動等
・ 企業:インターンシップ等の学生の活用状況、新規採用における能力把握の方法、学生に求める能力 など

B-2 海外文献調査

年度 2018~19年度
対象 主に、フィンランド、中国
方法 文献・データ収集、分析

C インターンシップ等を活用した就職・採用に向けて成立要因の体系化・一般化(2019年度)

A~Bの調査結果をもとに、インターンシップ等を活用した就職・採用の拡大可能性のある業種・職種などを抽出するとともに、その拡大に向けた課題を明らかにし、課題を克服するためのインターンシップやアルバイトのあり方や教育機関、企業、行政機関等が果たすべき役割などを明確にする。

D 成果公表、政策提言及び報告書作成など(2019年度)

研究成果の公表を、学会(日本インターンシップ学会、人材育成学会、高等教育学会など)等での発表や本研究のホームページ上において随時行い、関係研究者との意見交換等を行う。また、A~Cの分析結果をもとに、報告書を作成する。これらを通して、研究成果を社会に還元するとともに、今後の日本の就職・採用システムの構築に向けた提言を行いルール化、ガイドラインの作成につなげていく。